ホーム > 総会 > 平成22年度事業計画

平成22年度事業計画

T 基本方針
 我が国の木材資源の積極的活用を基本方針とし、木材の利用推進・拡大のため多方面に働きかけ、低炭素社会に向けた木材利用の推進のため、 木材の良さ、木材利用の意義を積極的に宣伝・普及し、併せて木材産業、消費者を結びつける活動に取組む。
 特に、当協議会が制度化を要望し続けた公共建築等への木材利用促進に関する法制度が先の国会で成立した中で、この制度等に基づく木材利用促進の実行性確保のため、 公共建築物はもとより商工業施設、住宅等への木材・地域材の利用促進に向けて、次の事項を重点として会員挙げての活動を強化する。
(1)会員団体等の連携・組織の強化
(2)公共建築物等への木材利用促進のため、制度充実、施設の木造化等に関する関係方面への要請、普及・セミナーの開催、利用分野拡大のための活動
(3)美しい森林づくり推進国民運動・木づかい運動の推進
(4)木材利用促進に関する各種情報の提供・共有の促進
 
U 計画事項
  1. 会員団体等の連携・組織の強化
    平成22年度全国会議の開催、セミナーの開催、木材利用に関する制度・活動例等に関する情報の共有を図るなどにより、加盟団体等との連携を密にした各種活動を進める。
     
  2. 全国会議の開催
    ア 全国会議を7月26日に木材会館(新木場)で開催する。
    イ 会議は、会員挙げて公共建築物等への木材利用促進の諸活動強化を図ることを目的として各省施策概要紹介、セミナー開催(事例発表、セミナー等)などを内容として開催する。
     
  3. セミナー等の開催
    会員の外、木材・建築団体・地方公共団体、商工業団体等を対象として、建築物等の木材利用促進のための事例発表、セミナー等を企画・開催する。
    ア 第一回(公共施設関係を主体)
      7月(全国会議と併行して開催)
    イ 第二回(商工業施設・公共工事を主体)
      1〜2月
     
  4. 優良木造施設コンクールの開催
    ア 優良木造施設コンクールを実施し、審査委員会の審査により特に優良な作品につ いて表彰を行う。(大臣賞、長官賞、会長賞)
    イ また、応募作品については「事例集」として取りまとめて、会員、木材関係者が要請活動やイベントなどで活用できるよう配布等を行う。
     
  5. 関係方面への要請活動
    ア 公共施設等、住宅、大型施設、外構施設等における木材利用の推進強化
      @ 公共施設等への木造化・木質内装化、木材の利用促進が図られる各種制度充実・見直しについて、
      全木連、木材関係中央団体と連携して 各省庁・ユーザー団体等への要請活動を行う。
      A 間伐推進中央協議会の活動に参加し、普及宣伝を行う。
    イ 会員と連携して国の現地機関に対して施設等の木造化等の普及・要請活動等を推進するとともに、地方公共団体に対しても公共建築物等への地域材利用促進制度の 充実強化の要請活動等を推進する。
     
  6. 美しい森林づくり国民推進運動・木づかい運動の推進
    関係団体と連携して、美しい森林づくり国民運動・木づかい運動に参画してその推進に努める。
     
  7. 木材利用促進の活動強化に必要な各種情報の提供
    ア 国、地方公共団体、産業界等における施設等の木造化等に関する、制度・取組み例、会員活動等などの各種情報について情報提供を行う。
    イ そのために、会員、全木連等各種団体との連携を図るとともに情報提供・交換が円滑に行えるよう情報ネットの整備を行う。