遠景(日射制御に有効なアウトフレームを活かした彫りの深い病棟階)と近景(天井の格子と、Y型柱が特徴的なエントランスと車寄せ)のランドマーク性を持たせた外観とし、車寄やエントランス 空間の天井格子、リハビリ室の天井などを積極的に木質化した。

地元森林組合などとの協定による安定的な原木供給体制、基本設計から施工まで一括で設計者と施工者を選定するデザインビルド方式により、県産材使用100%を実現。木材の温かみやストレス緩和効果を活かし、来院者やスタッフに安心や癒しをもたらすエントランス、リハビリテーション、デイルーム等の空間を作りだした。